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僕はタイ料理やベトナム料理などの東南系のアジア系の料理は食べたことがあるけど、アジア中部?のネパール料理というものは食べたことが無い。
「アジアだし米料理はありそう」「たぶん辛い」という漠然としたイメージだけ持っている(合ってるかわからないけど)。
会社の知り合いがオススメしてくれたので、渋谷にあるネパール料理のお店「ネパリコ」にランチで行ってきた。
場所はここだ。
セルリアンタワーの裏手ぐらいにある。こんなところにお店があるんだな、という場所にあった。
外観はこんな感じ。いかにもアジアンな見た目で店内は広くなく、こじんまりとしている。
メニューはこちら。
食べ方までしっかり書いてくれているダルバートの「ダルバート ノンベジ」930円(税込1,004円)を頼んだ。
理由は「3種類もおかずの様な物があるので楽しめそう」だからだ。
ちなみに「ノンベジ」とはノンベジタリアンのことの様で、肉も入っているみたい。
僕はむしろ肉は大歓迎なので「ノンベジ」にした。
ベジタリアンの方は「ダルバート ベジ」にするといい。
内容はチキンカレーが無くなって、もともと1種類だったアツァールというものが2種類に変わるみたい。
色々でてきた単語がぜんぜん分からないので後でググってみた。
・ダルバート
ネパールの代表的な家庭料理で、ダル(daal=豆スープ)とバート(bhaat=米飯)の合成語であり、それにカレー味の野菜などのおかず(タルカリ)、漬物(アツァール)の2つを加えた4つがセットになった食事をいう。ネパールでは毎日食べられている、日本でいう定食にあたるものである。
(ウィキペディアより)
要するに、「豆のスープ」「カレー味の何か」「漬物」の3種のおかずと一緒に米を食べる定食らしい。
漬物がアツァールなので、「ダルバート ベジ」はカレーを外して、代わりに漬物を追加したものの様だ。
机の上には明らかに加えたら辛くなりそうな調味料がおいてあった。
見た目は豆板醤みたいだけどチリペーストらしい。
食べたことない味だけどなんだか美味しいネパール料理
異国情緒たっぷりのネパール料理
最初にやってきたサラダがこちら。
食材はトマトやレタスなどお馴染みのものばかりなのだけど、ドレッシングが初めて食べた様な不思議な味。
はっきり言って何味かわからないドレッシング。でも悪くない。サラダとして成立してる。そんな感じ。
「ダルバート ノンベジ」がやってきた。
見た目がとてもいい感じ。お皿や米などの配置のバランスがいい。
「ああ、異国のご飯・・・」という情緒がたっぷり感じられる。
3種のおかずを紹介すると、
こちらが「ダルスープ(豆のスープ)」。
店員さんに聞いてみたところ、「ひよこ豆のスープ」らしい。
「ひよこ豆」自体すでに馴染みがない。楽しみ。
こちらが「チキンカレー」。
馴染みのあるおかずだ。ここでちょっとホッとする。
そしてこちらが「タルカリ」。
見た目的に、ブロッコリーや白菜などがカレーで味付けされている様だ。
真ん中にあるこの赤いのがアツァール(漬物)らしい。
何かがペースト状になっているもので、日本でいう漬物としてイメージしてたものと全然違う。
ちなみに最後まで何のペーストか分からなかった。
店員さんに聞けば良かったな・・・。
よく分からないけど美味しいネパリコのネパール料理
まず「ダルスープ(豆のスープ)」を食べてみた。
なんだか優しい味。そして普段食べたことの無い味。でも美味しい。
味はそんなに濃くないけど豆の素朴な味がするスープ。
なんだろう、この優しい味は・・・。
何杯でも飲めそう・・・と思ったらこのスープはおかわり自由らしい。
1回だけおかわりさせてもらった。
豆が好きな人ならこのスープは絶対に気に入ると思う。
次に「チキンカレー」を食べる。
食べたことがある感じのカレーだけど美味しい。
そしてそんなに辛くない。辛いのが苦手な人でも食べれると思う。
そして「タルカリ」。
カレー味も入っているけど、他の知らない調味料が入っていると思われる不思議な味。
ちなみに全然辛くない。
「食べ方」にも書いてあった通り、全部のおかずを全てご飯とごちゃ混ぜにして食べる。
「※それぞれを混ぜ合わせることによりダルバート本来の美味しさが増します!!」
と書いてあるとおり、確かに混ぜると美味しい。何が美味いのかは表現できないけど・・・。
全部のおかずをご飯に混ぜると、カレーの味が和らいで全体的に優しい味になる。
たぶんダルスープ(豆のスープ)の影響だと思う。
ちなみに赤いペースト状のアツァールだけど、辛いのかと思ったら全然辛くない。
チキンカレーもそんなに辛くないので、卓上にあったチリペーストを入れて食べたら辛くなる。
辛いほうが好みなので、最後までチリペーストは入れた。
ちなみにこのチリペーストも思ったより辛くない(笑)
全体的にネパール料理は優しい。
ちょっとずつ混ぜて食べてたけど最後の半分から面倒になって一気に混ぜて食べた。
美味しい。
あっという間に完食。
ちなみに量はそこまで多くない。普段は大盛りにしない僕にはちょうど良かった。
最後にチャイが出てくる。
ランチのセットついてくるチャイはミニチャイでもっと小さいカップで出てくるのだが、
100円追加でレギュラーサイズにできる。
実は100円追加して注文しておいたので、上の画像はレギュラーサイズのチャイだ。
このチャイは別にネパールだからといって変わったところはなく、普通のチャイ。
シナモンが効いていて落ち着く優しい味だった。
ネパール料理「ネパリコ」のランチはとにかく優しい味
ネパリコのランチついてのまとめ
- ネパール料理は普段馴染みの無い味だけど美味しい。
- 味がとにかく優しい。
- 全体的に辛くはない。
- ダルバートは書いてあるとおり、おかずを全てご飯に混ぜて食べよう。
- お店がこじんまりとしている上に人気店なので、ピークタイムは避けたほうがいいかも。
ネパリコでネパール料理を食べて一番印象に残ったのは2番目の「味がとにかく優しい」だ。
「ダルスープ(豆のスープ)」を筆頭に、馴染みは無い味なのだけど、どこか懐かしいような素朴な味がする。
そして美味しいと感じた。
ネパリコが日本人に合わせたネパール料理を提供しているのか、ネパール料理を忠実に提供しているのかは、他のネパール料理を食べたことがないので、本格的なネパール料理を食べたことになるのかは分からない。
ただ、僕はネパリコのネパール料理は美味しいと思ったし、また行ってみたいと思う。
ネパール料理に興味がある人は食べてみてほしい。