【AirPods1ヶ月使用後レビュー】良いところ&悪いところ

AirPods

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AirPodsを買ってから約1ヶ月が経った。

AirPodsを買ってすぐの開封レビューは以下の記事を参考にして欲しい。

AirPods

遅ればせながらAppleのワイヤレスイヤホンAirPodsを手に入れたので開封レビュー

2017-05-27

 

1ヶ月間みっちり使ってみて、僕が感じた「良いところ」「悪いところ」をレビューしたいと思う。

結論から先に言うと僕は

「AirPodsを買ってよかった。これからもメインで使う」

なので

「AirPodsの購入を諦めたい」
「批判的な記事を見たい」

という人には面白くないかもしれないので前もって言っておく。
また、主観的なレビューなので多くの人が言っている反対のことも書いていると思う。

ただ、僕に共感をもつ人もいると思うので正直に思ったことを書いていく。

AirPodsの「悪いところ」

僕はAirPodsを気に入っているのでまず「悪いところ」を挙げて次に「良いところ」を挙げたいと思う。
その方が良さが引き立つからだ。人間、先に聞いたことを忘れちゃうよね。

ただ、「悪いところ」も正直に話そうと思う。
ここに挙げたことが気になる人はAirPodsは合わないと思っていい。

AirPodsの形状が耳に合うかはその人次第

開封レビューでも書いたが、僕はAirPodsの形状に合う人だった。

AirPods装着

AirPodsを装着しててガンガン頭を振ってみたが、落ちる気配がしない。
非常にフィットする。

なぜフィットするか理由はわからないが、とにかくフィットしたので全く問題ない。

でも、何人か知り合いに装着してもらったり、買った人の話を聞いてみると、合わない人は本当に合わないらしく、ポロポロ落ちるらしい。
こういう人にはAirPodsは落として無くす不安がつきまとうので、買わない方がいいと思う。

1点だけ注意して欲しいのは「コード付きのEarPodsを使っていて装着中よく外れる」という人。
※EarPodsはiPhoneやiPodsなどにオプションで付いてくるコード付きのタイプ。

こういう人は以下のどっちなのか思い出してほしい

  • 装着して動いているとたまに外れてしまう
  • 装着したそばからポロポロ外れる

前者の人は、コードが衣服などに擦れて摩擦で外れてしまうケースが多いと思う。
僕もこんな感じで外れることはあった。
ワイヤレスになったらこういう外れ方は無くなるので、解消する可能性はある。
こういう人は購入しても気に入る可能性がある。

後者の人は間違いなくAirPodsの形状が合わない人だ。
こういう人はAirPodsは買わない方が吉だと思って間違いない。

AirPodsは他のイヤホンと違って、耳の大きさに合わせるオプションのイヤーチップなどでサイズを合わせたりはできない。
後者の人でAirPodsの購入を考えている人はやめたほうがいい。

iOS純正の「ミュージック」アプリ以外のアプリとの相性がイマイチ

iPhoneで音楽を聴くのにiOS純正の「ミュージック」を使っていると問題ないのだが、その他のミュージック再生用アプリで音楽を聴いていると「アレ?」と思うことがある。

僕は↑の画像にもある様に、iPhoneで音楽を聴くときは「UBiO」というアプリを使っている。
このアプリのどこがいいのかはまた他で語りたいと思うが、「UBiO」を使っていると以下の様な現象が起きる。

  1. 音楽の再生を停止したあと、再生をすると一瞬音飛びする。
  2. 何度か再生/停止を繰り返すとたまに(本当にたまに)音飛びが止まらなくなり、アプリを再起動する必要がある。

1の状況は、例えば「オゥイェー!」で再開する曲が、「オ、オゥイェー!」という感じになる。
2の状況は、例えば「オゥイェー!」で再開する曲なら、「オ、オ、オ、ゥ、ゥ、ゥ、イ、イ、イ・・・」みたいになって聞くに堪えなくなってアプリを再起動する。

アプリによって相性があるのかもしれないが、「UBiO」だと上記の様になる。

それでも僕は「UBiO」を使いたいので気にせず使っているが、気になる人は無理かもしれない。
「ミュージック」アプリならこれらの減少が起こったことはないので、普段「ミュージック」を使っている人は気にしなくていい。

ほんとに「ちなみに」だが、「UBiO」はイヤホンやヘッドホンに合わせて最適な音質で再生する機能がある。
しかし、まだAppleの中の選択肢にAirPodsが無いので早く実装してほしい。

巻き戻し、早送り、音量の上げ下げの操作がAirPods側でできない

これが使っている人にとって最も不満な点だと思う。

初期状態ならAirPods本体をダブルタップしてSiriを立ち上げることができる。
Siriに「音量下げて」と言えば音量が下がったり、「○○(アーティスト名)の曲をかけて」と言えばそのアーティストの曲をかけてもらうこともできる。

すごく未来的で画期的だけど、外でこんなことできない。
周りの人にSiriとのこんなやり取りを聞かれたら恥ずかしくてしょうがない。

-AirPods本体のダブルタップを「Siri」から「再生/一時停止」に変更する方法-

ちなみに、AirPodsを接続した状態で、

Bluetooth→「(AirPodsの名前)欄」のiボタン→「(AirPodsの名前)」画面

「AIRPODSをダブルタップ」の項目で「再生/一時停止」を選択すると、
ダブルタップで「Siri立ち上げ」ではなく「再生/一時停止」にすることができる。

僕はこれにしている。
たぶんみんなこれにした方がいいと思う。Siri立ち上げは場所を選びすぎる。

ダブルタップで再生/一時停止ができるなら、今後バージョンアップで3回タップで早送り、4回タップで巻き戻し、とかできる様にして欲しい。
音量のアップ、ダウンは「AirPodsを触りながら上下にスライド」でできるといいなぁ・・・と妄想している。

AirPodsの「良いところ」

ここからAirPodsの良かったところを語りたい。
これを読んで「いい!」と思った人は購入を検討してほしい。

iPhoneと接続する際の手間の無さとスピード

開封レビューでも書いたが、AirPodsはiPhoneと接続する際、AirPodsを耳に装着するだけでいい。
色々なBluetoothイヤホンはこの世にあるけど、ほとんどはBluetooth接続するために物理ボタンを押す、または長押しが必要だ。
AirPodsはそれが必要ない。

これはすごく楽だ。
耳に装着するだけで「ヴォーン」という音がしてBluetooth接続できたことが分かる。

耳に装着してすぐに音楽再生
この快適さは使ってみればすぐ気づく。

完全ワイヤレスであること

コードが無いって素晴らしい。

  • コードが擦れる音が無くなる。
  • コードが衣服などに擦れてイヤホンが外れることがない。
  • コードが絡まってほどく手間がなくなる。

他にも細かい例だと、満員電車で他の人に引っかかったりしない。
または、たすき掛けのカバンを外すとき、服を脱ぐとき、様々な状況でイヤホンを意識しなくて済む、

これらも使ってみないとわからない快適さだと思う。

他にも完全ワイヤレスのイヤホンは世にあるけど、前述したBluetooth接続の快適さでAirPodsに軍配があがる。

充電をそれほど意識しなくていい

AirPodsをuPhoneが認識

AirPodsは、

  • 充電満タンの本体だけで5時間使える
  • ケースでの充電も併用すると24時間使える

これが結構快適。

普通にAirPodsを使っていると、音楽を聴かないときはケースにしまう。
この状態で充電できているのがいい。

正味の話、5時間イヤホンをつけっぱなしで音楽を聴くことってなかなか無い。

聞かない時はケースにしまう。この状態でAirPods本体は充電できる。

普通のBluetoothイヤホンは使っていないときに充電するなら、イヤホン本体を充電用ケーブルにつなぐ必要がある。
AirPodsならそれが必要ない。

ケースを併用すれば24時間利用できるので、ケースの充電が気になったときにケースを充電すれば、あまり意識しないでずっとAirPodsを利用できる。

AirPodsなら「充電用のケーブルを持ち歩かなくても」「充電場所を確保しなくても」24時間は安心して使えるのだ。

ケースの存在感があるからイヤホンを雑に扱わない

AirPodsケース

これが結構大きいと思う。

AirPodsのケースは充電ができるということもあるけど、使わないときは意識してケースにしまいたくなる。

僕はいままで使っていたイヤホンの場合、ケースにしまわずに机に放り投げたり、ケースにしまわずにカバンの中にコードごと丸めて入れたりしていた。

AirPodsは常にケースにしまうことを意識してしまう。
これが無意識に大事に使うという結果につながるのだ。

今までの普通のイヤホンはケースってどうでもいい存在で、イヤホン本体&ケースがこれほど密着な感じは無かった。

1ヶ月使ってみたけど、ずーっと大事に使える気がしている。
結果、長い間壊さずに使えそうだ。

まとめ

AirPodsの「悪いところ」「良いところ」を書いてきたが、結論からすると「良いところ」が「悪いところ」を打ち消すことができていると思う。

AirPodsに興味があって、僕の思う「悪いところ」が許容できる人はぜひ買った方がいいと思う。

あ、もちろんイヤホンに2万円近く出してもいいと考える人で。

【おまけ】よく言われているAirPodsの音質や遮音性について

-音質について-

AirPodsの音質に関しては「高級イヤホンを使ったことない人なら全く問題ない」だと思う。
音質に関しては個人の好みもあるので、あくまでも僕の主観ではあるけど。

イヤホンにそこまでお金をかけてこなかった僕にはAirPodsは十分な音質だと思っている。
そもそも、AirPodsは音質を気にする人向けではないと思う。

AirPodsは

価格分を「使いやすさ」に注ぎ込んで、そこそこの音質にしたイヤホン

ではないだろうか。
使いやすさで言えば値段の価値はある(と思う)。

イヤホンなのだから音質にこだわるのは正しいと思うし、AirPodsの音質を批判している人たちを別に批判はしない。

-遮音性について-

次に遮音性に関しての僕の見解だけど、AirPodsはあえて遮音性を削除したイヤホンじゃないかと考えている。

AirPodsのいろいろな人の意見を見ると、悪い点として「遮音性の無さ」が良くあげれている様だ。

「遮音性が必要なとき」ってどういう時だろうか?

簡単に言うと「音楽に集中したいとき」だと思う。
はたしてAirPodsの利用シーンで音楽に集中したいときってあるだろうか?

僕はAirPodsは「使いやすさ」を重視したイヤホンだと考えているので、「音楽に集中したいとき」というシチュエーションはそこまで重視していないと思っている。

  • 散歩
  • ランニング
  • ながら聞き

こんな時につかうイヤホンをコンセプトにしているのではないかな。

極論だけど、雑音があるところで音楽を集中して聞きたいならそういうイヤホンを別で持っているべきだと思うし、もっと言うと雑音があるところで集中して音楽なんて聞くべきではないと思う。

雑音がある場所 = 外部からの影響が自分に降りかかる可能性がある場所

だ。

職場やカフェなど、周りに人がいるなら人に話しかけられることもあるだろうし、野外なら後ろに車や自転車が迫っているかもしれない。
極端な状況を想定するとバットを振りかざした頭のおかしい人が奇声をあげながら後ろに迫っているかもしれない。

僕も遮音性のあるイヤホンを使っていたが、そんな人は周りからしたら迷惑だったり、ある意味危険なのではないだろうか。

集中して音楽を聴きたいなら、誰もいない自宅とかでヘッドホンやスピーカーで聞けばいいのではないかな。

何が言いたいかというと、AirPodsは「遮音性がないからダメ」ではなく、「遮音性が必要無い状況でつかうイヤホンだ」と解釈したほうがいいと思う。

以上のレビューがAirPodsに興味がある人の参考になれば嬉しい。

追記:2019年4月に第2世代のairpodsが出たので購入希望の方はそちらへの商品リンクを貼っておきます。

レビューしている第1世代のairpodsを購入したい方はこちら

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